さよならの雨
他人の言葉でなければ
自分を肯定できないのかな
例え肉体(からだ)を奪われても
僕は僕でしかいられないのに
時々何をしているんだろうって
考えてしまうよ
ありあまる殺意 恋するラグジュアリー
腐った正義に制裁を
いつまでも美しい夢を見れるなら
死んだって構わない
愛すれば愛するほどに苦しくなる
歪んだ真実に祝祭を
いつまでも過去に縋るわけにいかない
止まらない時間(とき)の中
さよならの雨が
悲痛な叫びを押し流してゆく
モノクロに染まってゆく記憶手繰れば
ぼやけた妄想(あたま)も色付く(起きる)かな
いつだって楽しく生きていられるなら
不条理でも構わない
愛すれば愛するほどに苦しくなる
歪んだ真実に祝祭を
いつまでも過去に縋るわけにいかない
狭すぎる世間(まち)の中
勇ましくあれと
願わずにいられない 冬の夜空