私が思っているよりもこの世は壊れているみたいだサボるだけじゃ落ちないくらい染みついている奴隷根性 なんとか一日生き延びた僕等に拍手を今夜は踊らせて僕が誰なのかなんてのはこの際どうでもいいこのまま踊らせて自分にさえ振り回されて情けないけど自由…

いくら自分を高く見積もっても君からの評価はDならまだしも酷い時にはF以下鬱蒼と茂った森の奥で戯れる子どもたち可愛いね仲良くなるほど 縺れ合うそれが信頼(きずな)ってものでしょう？いくら綺麗な化粧(いろ)を塗りたくっても透明なまんまの僕の心 当てて…

この世に朝が来るから僕は不幸(だめ)だって思うたびに私の中の太宰が叫ぶ「生きていてごめんなさい」とサングラスの向こう側はどんな色なんだろう取り敢えずご飯を食べよう悩んでいる事を忘れるくらい毎日がパーティー 地獄へ堕ちてく 蒼い夜自分の存在(こと…

微笑みを浮かべて 街中を歩くサンドウィッチマン 又の名を広告塔本人の意思とは 裏腹な所(とこ)で独り歩きしてしまう コトバの意味とは？喜びも痛みも数値化してゆくマーケティングマン 口遊むキャッチコピー辛辣な想いは 砂糖をまぶして食べ尽くしてしまえ…

悪口なんて どこ吹く風立入禁止をくぐり抜けてゆくStray Cat人間なぞに生まれたせいで道徳(モラル)や制度(ルール)に雁字搦めで動けない私はツイてないなあ KEEP OUT! 関係者以外はお断りNOT TO BE TAKEN AWAYGET OUT FROM HERE 全て明らかになる前に去(い)か…

いつの間にか飼い慣らされてゆく世界という世界に上手に言葉には出来ないけどいつも心は語りかけているんだよ 静寂ほど饒舌な者はない欲望に火を点けて例え叶わなくても叶うまで諦めやしない僕はただの歯車生きてゆく為だけに生きているAutomatism いつにな…

某年の正月。雪が降りしきる中、靴をなくした。ブーツがぎしぎしと真っ白な大地を噛み締め、歩いていたらいつの間にかいなくなっていたのである。私の手から。鞄ごと。何をどうしたらそんな事が起こるのか、私にも分からない。ただ一つ言えるのは、それが本…