月香る夜の独り言

2023/01/08~noteにて詞を掲載中。https://note.com/mochizukikaguya

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

死に損ないのラブソング

自由は金じゃ買えない権力(ちから)でも奪えない自分で律す(まも)るもの恋愛の話はしないよ 勘違いされたら困るから退屈を貪り弄(あそ)んだ僕らのやんごとなき日常時間は金に換わって働けば働くほど豊かになれるのに一向に楽しくならない私の人生 それって何…

笑顔

笑顔が素敵な君が嫌いだ僕には眩しすぎるから笑窪も痘痕って呵う姿が痛々しくて見上げた空には碧がきらめき国旗が勇ましく踊る出来の悪いプロパガンダみたいな夜

Sally

私の体が燃えているウトロのように真っ赤に叫んだ正義感その目に焼き付けろ気付いたら纏っていた着ぐるみ まるごと脱がして Sally女なら 脱いでなんぼそんなが普通の世界なんて生きて行く気力もないよな長い物に絡め取られていく 時、既に遅し抜け出したいと…

きれいな音色

モラルが人を壊すのか人がモラルを壊すのか答えは二つに一つだ全てが終わった パリの夜を忘れない音を鳴らして フェンダー大空に羽ばたくみたいにきれいな色なんか出せなくていいステージでは輝けるのにそこから降りれば 地味な私枠を飛び越え ジェンダー宵…

夢闇

なんとなく調子が悪いそんな日は只眠っていればいい愛されていたいな いつもサヨナラが浚ってゆく ひと夏の恋名前を失った僕らはただ佇んでいた夢を見ることに疲れ果て一晩中(ずっと)起きていた 星空の帰り道耐え難い絶望さえも幸福(しあわせ)を求めずにいら…

誰もいない星

何気なく流れていく日常さえも誰かによって作られているのなら僕らが今生きているという事実は嘘なのかも知れないよね僕は僕でいながら 何でもない自分を演じているだけ誰もいない星では 何であろうと自由なのに一人きりじゃ踊れない 弱虫だからつながる術さ…

春を呼ぶ歌声

頼りない心で 何かを信じようと成長を諦めた私に未来はない正しさは原型をとどめることなく変わってゆくけれど君は僕に自由をくれるたったひとつの真実売れる売れないなんてもんはねただの運なのさ 誰かが決める事じゃない一緒に踊ろうよ 灯りともされるまで…

TOKYO WONDERLAND

日が暮れるのを待つだけのTerrible day慰め合うほどムナシイ関係多少間違っても気楽にやりたい日が落ちたなら何もかもAnother day信じ合うには足りない信頼多少深刻でも真面目じゃいれないお互い様だよね どんなときも丁寧に生活を営む 君が少し妬ましい東京…