月香る夜の独り言

2023/01/08~noteにて詞を掲載中。https://note.com/mochizukikaguya

楽観的悲観論

何が正義か 何が悪かも ろくに識らないくせに
中途半端な信念を振りかざさないで
誰かを責めて 君が言うとこの「問題」とやらがさ
本当に解決するのならいいんだけどね

胃が痛くなる程の怒鳴り声を生んだのは
僕か君かなんて 今さら悩む事じゃないのに
朝が来て夜が来る 一日を繰り返すよう
昨日も今日も明日も 頭の中を駆け巡るんだ

天国から眺めた この世界はどんな風なのかな
地獄から眺めた この世界はどんな風なのかな
光(むね)の中覗き込んでも 闇しか見えない精神(いま)を説く
楽観的悲観論

何が現実か 何が幻想(ゆめ)かも ろくに識らないくせに
半信半疑の精神が惑わせてゆくの
何が恐くて 何から逃げているのかも分からない
道化の(おろかな)僕が辿り着ける場所は何処なの?

自分だけが可哀想だなんて笑えるよね
僕はハムレットか それともロミオになるのだろうか
-が+へと +から-へと
落ちては上りゆく 慌ただしい日々の真ん中

天国から眺めた この世界はどんな風なのかな
地獄から眺めた この世界はどんな風なのかな
恋の中舞い上がっても 君しか見えない精神(いま)を説く
楽観的悲観論

天国から追われた 天使が舞うような国であれと
地獄から追われた 悪魔が這うような国であれと
何かがね変わるわけじゃない 今しか見えない精神(いま)を説く
楽観的悲観論