月香る夜の独り言

2023/01/08~noteにて詞を掲載中。https://note.com/mochizukikaguya

イリス

やっと泣き止んだソラに虹が架かる
これで ようやく 笑えるかなぁ…
生命(ひび)は生きることでしか報われずに
光を見つめようと 闇へと堕ちてゆこうと
痛みは消えずに在るもの
 
手を伸ばせば 届きそな 黄金の環
でも掴める筈ない 掴めないから
上をみれば 果てしもなく 続く“BLUE”
仰ぐことでしか ah- 立ち向かえない
僕らは なんで生きようとするのだろう

そっと抜け出した 白いだけの世界
どうせだったら 楽しみたいな
愛は想うことだけじゃ物足りずに
無償の優しささえ 絆を求めてしまう
愚かで哀しいものです
 
顔上げれば 見えそうな 白銀の線
手繰り寄せるみたいに 祈っていたの 
日が落ちれば また今日から始まってく
“はじまり”と“終わり” ah- 繰り返してゆく
僕らは 今を生きているのでしょうか…

いま この手に触れているものはなぁに?
いま 伝えたいオモイはなぁに?
「愛されぬくらいなら 死んだ方がいい?」
溢れる言葉が 胸をつたうよ

目を閉じては 避けていた 真実(ほんと)の叫び
想いだけは自由に 羽ばたけるから
重い現実(いま)を 受け入れようと 広げた両手
君を抱きしめる ah- ことすら出来ずに
こころが 音を立てて壊れていった
 
顔上げれば 見えそうな 白銀の線
手繰り寄せるみたいに 祈っていたの
日が落ちれば また今日から始まってく
“はじまり”と“終わり” ah- 繰り返してゆく
僕らは 今を生きているのでしょうか…