リュヌ

僕の名前はリュヌ
音も立てず現れては　暁に消えてゆく　“闇の支配者”
白い仮面の下　孤独の影　映し出したのは
君の存在

届きたい　届かない　届くかもわからない心
意味もなく　愛しくて　恋しくて仕方ない思い
過去の（とおい）人に降り注げ
見せたくて　見せれない　見えてない本当の姿
聴きたくて　聴こえない　聴こえても理解らない言葉
どれだけ伝えてゆける？

僕の名前はリュヌ
思いやりや優しさなど　要らないと吐き捨てた　“闇の住人”
碧い水面の中　憎悪の影　浮かび上がらせたのは
君の存在

傷つけて　傷ついて　キズツイタ魂が叫ぶ
諦めて　呆られて　捨てていた情熱のカケラ
忘れかけて　忘れてく
越えようと　越えまいと　越えてゆく変わらない夜明け
生きようと　生きまいと　生きられぬ永遠の命
何を　ね　残してゆける？

叶えたい　叶わない　叶うかもわからない願望（ねがい）
理由もなく　逢いたくて　淋しくて仕方ない思い
胸の奥で殺したの
見せたくて　見せれない　見えてない本当の姿
聴きたくて　聴こえない　聴こえても理解らない言葉
どれだけ伝えてゆける？