月香る夜の独り言

2023/01/08~noteにて詞を掲載中。https://note.com/mochizukikaguya

dream train

青い空と海がみえる
この町が大好きだった
ずっとここで生きてゆくものと
思い過ごしてきた

電車に揺られ 新しい都会(まち)を目指す
思い出せばキリがない
仲間達の笑顔
遠くなってゆく過去に
後悔と“ありがとう”の気持ち込め 手を振るよ

白い雲と夏の匂い
此処にある確かな証
「忘れないで」 「手紙書くよ」
それだけで嬉しい

到着のベルで目を覚ます 駅のホーム
人の波が押し寄せる
立ち尽くす私を
その場に残して 時は
人々と一緒にね動き出した ーもう行かなきゃー

挫けそうなほど 強くなれるの
ダメだと笑われるたびに

電車に乗って 涙ぐむ瞳(め)を隠した
君に何か言われそうで
顔を上げられない
なんて情けないのだろう
瞳閉じ描くのは あの日の君 あのときの…

電車に揺られ 懐かしい故郷(まち)を目指す
思い出すと泣けてくる
優しい想い出が
ダメな私を きつく
温かく叱ってくれるでしょう 変わらずに
On the dream train to return to home.