愛すべき人を愛すために
どれだけの孤独が要るだろう
純粋な存在(もの)としての価値が
ボロボロになるまで尽くしても
綺麗に着飾った商品でなきゃ
認められない
誰の為とか何の為とか考えずに
生きてゆけたらいいのに
守るべきものを守るために
どれだけの痛みが要るだろう
軽やかに笑う君の声に
騙されて見えなくなったのは
心の奥底で流れ続ける
真っ赤な血(いたみ)
過去がどうとか未来(あす)がどうとかじゃなく
今を生きていれたらいいのに
何処にいても居心地が悪くて
何だか自分が“いない”みたいだ
たとえ形にならないとしても
愛しているよ、ママ
傷をさらして Sing in the rain