月香る夜の独り言

2023/01/08~noteにて詞を掲載中。https://note.com/mochizukikaguya

地球最後の日

地球最後の日 僕は
コワレユク世界の中で 一体何を想うのだろう
「どんな時も ずっと一緒にいようね」

突然雨が降り出して このビルの隙間で雨宿りしたね
濡れた頬に触れる君の手が とても優しくて戸惑っていた

あの頃孤独ばかり感じていた僕と
少しでも強くなろうとひとり頑張る君は
何だかよく似ていて 喧嘩もしたけれど
本当の愛を求める虚しさで冷めてた
僕の心溶かしてくれた

地球最後の日 僕は
コワレユク世界の中で 一体何を想うのだろう
伝えたいことが溢れ
言葉にならなくて 静かな肩にからだあずけた
「どんな時も ずっと一緒にいようね」

大人になれば きっと忘れてしまうんだろう
今こうして君の隣で感じている気持ちや
素直に人を好きになる事 それでも ねぇ
この宇宙(ほし)の果てで出会えた喜びがあるから
君のそばにいたいと思う

二人つないだ手 ぎゅっと
凍えぬよう祈りを込めた 「このままそばにいれますように…」
叫び惑う人々(ひと)は
僕らの声にさえ 気づかず何処へ向かうというの?
行き場なんて ごらん 何処にもないのに

地球最後の日 僕は
コワレユク世界の中で 一体何を想うのだろう
スベテが崩れるなかで
無力な僕だけど 来世(あした)も君がいるなら そうね
何も怖いモノなどないよ
「どんな時も ずっと一緒にいようね」