番狂わせ

世間からは「先生、先生」と
随分持ち上げられるあのヒトも
肩書きを剥がせば　只の人間
我々とおんなじ動物なんだ

決まったら終わりじゃない
覆せばいい　この手で

何も考えずに　心に従い
長い物に巻かれて
光を浴びるほど　影を帯びてゆく
舞台の上で　君は何を思ってるの？

“宝物を探しに行く”とだけ
書き残して旅立っていった君へ
今更何を伝えればいいの
手を合わせる事しか出来ずにいる

決まったら終わりじゃない
ひっくり返せばいい　その手で

来たいときに来れて　来ないなら来ないで
なるがままなのがいい
海の風に抱かれ　自由に進もう
他人(ひと)の言葉に　足を掬われないように

決まっても終わってない
大切なのは　これから

何も考えずに　心に従い
長い物に巻かれて
光を浴びるほど　影を帯びてゆく
舞台の上で　君は何を思ってるの？

海の風に抱かれ　自由に進もう
他人(ひと)の言葉に　足を掬われないように