月香る夜の独り言

2023/01/08~noteにて詞を掲載中。https://note.com/mochizukikaguya

八月の太陽

純粋で在りたいと願ったばかりに
汚れてしまった理想
軟弱な精神と肉体(たましい)を憎み切れないで
色味なく香る現実(スパイス)

水彩絵の具のように滲んでゆく心情

軟弱な精神と肉体(たましい)に抗いきれずに
食欲を誘う現実(スパイス)

いつから言葉は こんなに軽くなったのかな

最後の日に見た風景
それはいつまでも美しく
この胸を照らし続ける
八月の太陽

世界が崩壊(おわり)を迎えても
この胸を照らし続ける
八月の太陽