月香る夜の独り言

2023/01/08~noteにて詞を掲載中。https://note.com/mochizukikaguya

雑草のように

他人に踏まれても 蹴られても 倒されても
強く生きている雑草のように
泣きながら向かい風に耐えてた 日々も許せますか?

いつの間に 心を失っていたのか
気付くことさえ出来ない程萎れていた魂
何も語ら(いわ)ず 現実(すべて)に背を向けた
僕は独りだった

生まれ落ちた地で 根を張って 花を咲かせ 
フワリ旅をする蒲公英のように
失くせない夢と希望抱えて 未来(あす)に進むけれど
重い責任と消えはしない過去の業に
跡を付けられて未だ見ぬ日に怯え
枯れ果てる宿命(こと)を悟ったその瞬間(とき)
花は咲くのだろうか

心持たぬ人が キレイな命を壊し
自由に生きようとすれば 大人の冷めた視線突き刺さる
社会(とき)に望み失くし 何も理解ろうともしないで
偏見で固まった先入観(せかい)造り上げたけど
それでも

気が付けば この世に生まれ出た瞬間(とき)から
どんな時でも優しく見守ってくれた人がいた
所詮人間(ひと)は弱いものだけど きっと
僕は独りじゃない

他人に踏まれても 蹴られても 倒されても
強く生きている雑草のように
泣きながら向かい風に耐えてた 日々も誇れますか?
惨い逆境も 越えられぬ障害も
あるかどうかさえ判りはしないけれど
何もかも失くし ゼロにもなれない
僕は僕になりたい