S
ぼくは尻尾
何度も生えてきては切られるのに
変わる頭
くるくると挿げ替えても 真実だけは変わらない
きっと僕には理解出来ない
色んなことたちが そこら中に転がってる
いくら酔っても酔い足りない
千鳥の足取りで 今日も歩いてゆく
きみの胸に
輝く月の輪っか守りたくて
回る目玉
くるくると動かしても 真実だけは見えてこない
どうせ言っても理解出来ない
そもそも論点がズレている感じがする
いくら噛んでも噛み合わない
言葉をぼやかせば 現実(いま)もぼやけてしまう
主語がない世界を生きているみたい
きっと僕には理解出来ない
色んなことたちが そこら中に転がってる
いくら酔っても酔い足りない
千鳥の足取りで 今日も歩いてゆく
いくら満ちても満たされない
欠けてばかりの僕らさ