月香る夜の独り言

2023/01/08~noteにて詞を掲載中。https://note.com/mochizukikaguya

青く染まれ

共感を欲しがり
悩む心 うんざり
いっそ消えてくれたら
楽になれるのに

誰も彼もが見張ってる
あの子のこと
好きになれない どうしても
傷つけたい

同情を求めて
悩む事も ぐったり
独りで抱え込めず
手を伸ばした 黒い箱

プライベートを覗き見る
朝も夜も
被害妄想の大合唱
鳴り止まないアンコール

寂しさを埋められる場所がない
痛みよ痛み 青く染まれ

誰も彼もが見張ってる
あの子のこと
好きになりたい 本当は

プライベートを覗き見る
朝も夜も
被害妄想の大合唱
鳴り止まないアンコール

指先一つでつながる
錯覚に溺れてく

神が落とした甘い夜

起きて早々 憂鬱だ
また一日が始まっちゃった
ご飯を食べる暇もなく
服を着替えて いざ戦場へ

無理矢理 前を向かないと
やり切れない

テンションを上げるたびに
精神(こころ)が堕ちてゆく
今日を生きるだけなのに
どうして こんなに苦しい?

どこまでも続くコミュニケイション
神が落とした甘い夜

手持ち無沙汰な感じなのに
やりたい事も見つからないし
ヘッドフォンで耳塞いだ
鼓膜が破れるほどの音量(おと)で

無理矢理 楽しくしないと
生きられない

テンションを上げなければ
孤独に耐えられない
今日を生きるだけならば
どうにか 頑張れそうだけど

いつまでも幻想(ゆめ)から抜け出せない
小手先の繋がり求め

スクリーンの向こうに
居場所を見つけた僕は
椅子から離れられずに
右往左往するばかり

テンションを上げるたびに
精神(こころ)が堕ちてゆく
今日を生きるだけなのに
どうして こんなに苦しい?

テンションを上げなければ
孤独に耐えられない
今日を生きるだけならば
どうにか 頑張れそうだけど

いつまでも幻想(ゆめ)から抜け出せない
小手先の繋がり求め

どこまでも続くコミュニケイション
神が落とした甘い夜

 

Something

可哀想な君に
もう会わなくて済むと思えば
あんな想いも こんな想いもPresent?
そのまんま大人にならないでと
願わずにいられない
疲れているけど 眠りたくない
最後の夜

サヨナラ 
二度と私の前に現れないでね

大嫌いな君に
もう会わないで済むと思えば
あんな言葉も こんな言葉も何でもない 
何でもないって
言い聞かせても 思い出すの

何度も
私を地獄へ落とした あの笑顔を

愛された記憶が捏造(うそ)のように
息を吸うたび 痛みが押し寄せる
君なんか どうだっていい筈なのに
愛してたみたいに狂おしくて
息を吐くたび 欲情が溢れてく
この世から消してしまいたくなるほど
憎んでいたのに
憎んでいるのに

Flavor

新作が並ぶ店の前
カラフルで目移りしちゃう
ずっと楽しみにしていた
季節限定のフレーバー
甘ったるいバニラが癇に障る

この味が消えたら
僕らの関係も終わるのかな
ほんの少しでいい
たったの一秒でいいから、ねぇ
そばにいさせて

新作に並ぶ人の列
お利口でホレボレしちゃう
凍えるような寒さの中
文句も言わずに待てなくて
生ぬるいミルクが喉に沁みる

角砂糖が溶けたら
僕らの葛藤も冷めるのかな
そんなことないよね
嘘でも気休めでいいから、ねぇ

季節外れのフレーバー
甘ったるいバニラが癇に障って
チョコレートを舐めた

この味が消えたら
僕らの関係も終わるのかな
ほんの少しでいい
たったの一秒でいいから、ねぇ
そばにいさせて

嘘みたいな本当の話

「傷つけるつもりはなかったんだ」
言い訳にしかならないけど
嘘みたいな本音を聞いて欲しい
いつまで一緒にいられるかも分からないから

懐かしい響きに甘えていた
今は今しかないのにね
嘘みたいな本当の話でも
いつかは叶うの? 願う事を止めない限り

嘘みたいな本当の話でも
いつかは叶うよ 願う事を止めない限り

The Elephant in the room

ビッグマウス 嘘つき 口だけ お調子者
何をやらせても中途半端 
定型文(テンプレート)通りの事しか言えない 部屋の中の象

「出来ない事は出来ない」 それだけなんだって
どうして言葉に出来ないのかな
自信がない もしくは 頭が悪いのか 腰が重いのか

嘘で塗り変えられてゆく真実を 僕は見ている

二人暮らし

朝が弱いきみは
一人じゃ起きられない
寒い冬も  暑い夏も

窓を開けて
空気を入れ換えよう
少し気分も変わるハズ

何にもない体だとしても
ぼくはぼくを生きよう
ひとつになれないままがいい
たとえ周りには滑稽でも

やさしすぎるきみは
一人じゃ決められない
だから僕が必要なんだ

なんて勘違いさせないで
きみはきみを生きて
人生は死ぬまで続くよ
答えのない迷路を歩こう
一緒に…

答えがなくてもいいから
一緒に歩こう