月香る夜の独り言

2023/01/08~noteにて詞を掲載中。https://note.com/mochizukikaguya

Joyride

産まれた時からツイてなかった
父は蒸発 母は放蕩
学校さえも通えなかった
昼はゲーセン 夜は彷徨
何処へ行けばいいのか分からないけど
取り敢えず誰かと寝ていたい
生きてゆく為にはお金が必要
そんな事は猿でもお見通しだよ

このまま地獄に堕ちてゆけたら
閻魔様に怒られるの?
本音が言えないなら舌なんて
要らない

いつかは一攫千金当てて
世界中を手に入れんだ
私を見下す奴らなんてさ
相手じゃないよ

「自分の力で乗り越えてきた」
自信が仇になるくらいなら
弱さを魅せる方が良い
そうでしょ?

いつかは追われる様にHop step jump
笑顔で痛みに耐えては
惨めな姿を晒すとしても
Joyride 乗りこなせ

本音が言えないなら舌なんて
要らないから 傍にいて

春になったら

寂しさは青くなり 毒々と脈を打てど
心には宛てなどなかったんだ

思い出の中で息が出来たなら
それでいいのに どうして
小雨でも傷は疼くし辛いものは辛い
ああ 生きていくって面倒臭いな
一旦
世の中とはぐれたら 居場所はないし

何気ない日常も特別に魅せてくれる
君が好きだったよ ありがとう

内側から壊れていく世界で
どんなに前が暗くても
抱きしめられると何も言えなくなるよ
春になったら逢えるかな
いびつなあなたに 
そんな事を考えて 今日も眠る

Alley Cat

手も足も伸ばせない 
窮屈な箱の中
“Where are you?”
ずっと問いかけられ

手も足も出やしない
殺風景な記憶(とき)の中
永遠に
君を閉じ込めていたいのに

痛みは気まぐれ仔猫ちゃん
どんなに頸椎が辛くても
欲しいものは欲しい
それだけよ

“Where am I?”
ずっと問いかけているけれど

悩みはいたずら仔猫ちゃん
どんなに頸椎が歪んでも
甘い物は甘いまま

痛みは気まぐれ仔猫ちゃん
どんなに頸椎が辛くても
欲しいものは欲しい
それだけよ
許してね

Losing myself

I don’t want to work
Yes, I’m sick and down
I don’t want to go home
No, I’m fine and up

眠れないまま 沈んでゆく
この身体は Where is it going?
失う事を恐れずに
立ち向かえたらいいのに

心と脳はつながっているって
(知ってた?)

I don’t want to work
Yes, I’m sick and down
I don’t want to go home
No, I’m fine and up

病んでゆくたび 弱さ目立つ
この身体を Throw this away
失う事を恐れないよ 
二度と戻れないとしても

心と脳はつながっているって
(知ってた?)

サイケな街並みに酔いしれたまま
二人で闇の中に消えよう
後ろの正面が誰でもいいから
お願い どうか 振り向かないで

Stranger

いくつ夜を越えても
辿り着けない朝という風景(ばしょ)
眠りの中の現実(日々)は
どんな色をしているんだろう

考えるたびに 涙があふれる

言葉も通じない 異国の地で
踊る君を見ていた
胸の奥で光る ワンシーンを
記憶にとどめておくように

目覚めの中の夢は
どんな色をしているんだろう

僕は いつまでも 君のストレンジャー

誰にも頼れない 異国の地で
踊れるのだろうか
新鮮な顔ぶれ並んでいる
マルシェは今日も賑やかです

言葉も通じない 異国の地で
踊る君を見ていた
胸の奥で光る ワンシーンを
記憶にとどめておくように

新しい風を感じたなら
歩き始めよう 違う何処かへ
その時々で味わいたいの
そこにしかない 僕だけの秘密を

涙腺

私の気持ちなんて 誰にもわからない
きっと話してみても
私の痛みなんて 誰にも癒せない    
だから傷つけたいの

トラウマになるくらい

此処にいる事実を認めて
ボロボロな自分も愛おしい
泣きたい時に泣けたらいいのに 
どうして…

トラウマになる前に

無難な言葉選びやめて
ドロドロな自分で行けばいい
怒れる時に怒ればいいのに 
ねぇ

此処にいる事実を認めて
ボロボロな自分も愛おしい
泣きたい時に泣けたらいいのに 
どうして 涙腺が緩まない

ラブリーロンリーホテル

あの頃少年だった君は男性になり
あの頃少女だった私は女性になった
分からなくて当然だよね

一緒にいてくれてありがとう
これからは ひとり
行かなくちゃ 想像を越えた未来へ

あの頃学生だった僕らは先生になった
変わっちゃって当然だよね

田んぼの真ん中(なか)に取り残された
コンビニの明かり
どこにも馴染めない 二人の果てとは?

『ここは愛を営む場所
自分を大事に出来ない方はご自愛下さい』

一緒にいてくれてありがとう
これからは ひとり
行かなくちゃ 想像の先へ

田んぼの真ん中(なか)に取り残された
コンビニの明かり 
どこにも馴染めない 二人だけが住める
ラブリーロンリーホテル